Bossから新潟のお酒をいただきました。
加茂錦酒造 越後蔵元仕込 微濾過 大吟醸 & 純米吟醸の2本組み
微濾過というのは初めて。
以前「無濾過」を飲んだ時は、期間限定のものでクール便で届きましたが、今回頂戴した「微濾過」は、店頭で販売されているのでしょうか、常温ですが光を通さないような厚紙の米袋のような包装です。
しぼりたての生酒は、濾過と火入れをするのが一般的ですが、嗜好品のひとつとして、濾過しないお酒もあります。
生酒はどんどんと変化していくので、無濾過のものは低温で貯蔵する。しかし、どんなに気をつけても、流通の段階や、届いた先の環境で、酒蔵がねらった通りの風味のままでなかったりするそうです。
光や振動、温度などでも影響する、そのくらいデリケートなもののようです。
無濾過を飲んだ時、そんな話を聞いてたんですが、「微」というから「無」ほど、神経質に取り扱わなくてもいいのかも知れませんね。
味わいも、どのように違いがあるのか、楽しみ。
まずは、大吟醸から。
おやおや、結構個性的。キリッとした味がどんどん広がっていった後、ちょっと苦いようなムレたような風味が残る。
あはは、あんまりいい表現じゃなかったか _(._.)_
いぶりがっことか、アサリのバター蒸しとかを作ったんだけど、それだと苦味がぶつかるというか、ちょっと食材に金臭さを感じます。
・・・そうか、もっと油の強い、味と匂いの強いものの方が合うかも。。。。
牛肉とマシュルームとトマトとアボカド炒め
ほんとうはもっともっとクリーミーなトマト味が合うかも。
でも今日はストックと時間の問題で、煮込みトマトシチュー系は断念。
じゃこと里芋の炒め物
これはどうだ。
いやまだパンチが足りぬ、、、というかこれじゃ金臭く感じちゃんうだな。
常酒の千代菊をベースにした食材ばかりな為、微濾過の大吟醸には似合わなかったようです。
次回はもう少し油とコクの深い物を肴に、純米吟醸を楽しみたいと思います。
ううむ。日本酒奥深し。
ごちそうさまでした。
【本日のあたらしもん好き】
つきぐろさん