Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

お尻の白い虫

 

にゃんこの集会場で顔見知りになったお嬢さんから、ちょっと心配な話があった。

昨日、とんとんのお尻から白い虫が出ていたという。

「回虫だと思うんですよ。

 何か手立てをしないとどんどん痩せてしまいます。どうしましょう」

 

このところ、自分の病院通いでなかなか来れていなかったが、そんなことになっていたのか。

とんとんは、かなり痩せてしまっているらしい。

 

 

いたいた。

どうした? 具合わるいか?

確かに、下半身がひょろっとしている。

 

とんとんは頭蓋骨が大きいので顔だけみると痩せているようには見えない。

だが、後ろ姿は確かにげっそりしている。

 

お腹見せてごらん

下腹部の毛がそがれているのか、それとも抜けてしまったのか、

ピンクの肌が露出している。

回虫がいると、どんなに食べても栄養が全部 虫に取られてしまうらしい。

となかさんと相談して病院に連れていくか、薬を投与することにしよう。

元気はあるし、食欲もあるので、とにかく沢山食べさせて今日は帰るけれど。。。

 

治してあげるからね。とんとん。

ところが、とんとん自身の心配ごとは別のことみたいだ。

どうしたの? 何かいるの?

 

「あかくておっきい、しらない猫がいるの。

 だから私、ここから降りない。見張ってないといけないから」

ああ、あの茶トラのにゃんこね。

 

昨年、とんとんの母親の沙羅が連れ去られてしまってから、猫の勢力図が変化した。

よそ者が来るとギャーギャー鳴いて撃退していたのが沙羅だったのだ。

 

そのギャーギャー騒ぐ猫がいなくなった途端に、よそ猫がやって来るようになった。

沙羅はメス猫だし、喧嘩が強いワケではないが、とにかくむこうっばしが強いので、

知らない猫が来ると威嚇して追い出していた。

そうしてこの場所の平和が保たれていたのだが、結界がなくなってしまったため、

赤茶と、茶トラと、もう一匹が出入りするようになった。

 

私たち世話人を見ると逃げるが、ここにいる弱っちい雄猫を追いかけ回している。

弱っちい代表選手は、グレゴリー。

左目の上に引掻かれた傷があったもの。

 

「私のおちりの白い虫?

 それどころじゃないわよ、赤い猫が来たら大変だもの。

 私ね、ここで見張ってて、奴が来たら、皆に知らせなければいけないの」

 

大変だね、とんとん。

わたしたちがずっといられればいいんだけど、そうもいかないからな。

まあ、みんなで団結して頑張るんだよ。

私は、となかさんと相談して、お薬調達してくるからね。

 

 

 

 

本日の昼ごはん

和定食

キャベツが少し残っていたので、ざく切りにして塩糀でまぶしてみた。

ほんのり甘い塩気で浅漬けのようでなかなか美味しかった。

 

しらすや、納豆や、大根おろしや、なめたけがあればご飯がすすむすすむ。

 

 

 

本日のひとり夜ごはん

いつかのカレー ( 冷凍しておいたもの )