Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

草津&上田 珍道中 4

母の家に着いたら、おっかさんニマニマしています。

「朝起きたらザーザー雨降ってたのに、晴れちゃったわね。しめたっと思った」

そんなにドライブしたかったんだ。

最初「富山行きたい」って言い出して、流石にそれはご勘弁願いました。

 

後部座席に義父・母を乗せて、いざ出発。

ナビがあるのに、母が後ろの席から「そこ右に行くといいのに」とか

「あっ、今の左が・・・」とか、うるさいのなんの ww

車のナビと母の声で、ダブルナビです。

 

とりあえず車を走らせましたが、「後部座席の母との会話」という任務も加わり、

ドライブ風景の撮影はもっと困難になりました 🎶

 

やっとこさの一枚

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山の雪がまだ綺麗ですねぇ。

感動的。

 

安曇野に着いたものの、観光名所を全然調べてなかったのでどこに行ったものやら。。。

とりあえず「大王わさび農場」とやらに行ってみましょうか。

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ナビの地図を左手で「この辺」と適当にタッチ。

 

大王わさび農場の入口に着きました。

ところが。。。いや~ん。駐車場に入る車が右からも左からも殺到しています。

我々の車は前進する位置にいますが、無法状態になっていまして、

信号が変わると、右からも左からも駐車場の入口に車がささるように入っていく。

なので (私達) 前進組は、信号が青になっても、入る余地がない。

 

f:id:garadanikki:20160506124950j:plainうまく説明できないな。

私たちは黄色い線を左からわさび農場に入ろうとしているワケです。

ところが、この交差点の信号が変わると、下 ( 緑の矢印 ) から右折して農場に入る車と、

上 ( 緑の矢印 ) から左折して農場に入る車で一杯になり、

黄色い方向から前進しようにも一杯で入れないのです。

 

そんなこんなしている内に、マイナビゲーションが ( 直進じゃなく )「右に行け」と言っています。

おやおや?

言われるままに車を黄色い方向に迂回しました。

こっちはスイスイ。対向車はわさび農場に入る車で数珠繋ぎ。

どうしてナビは黄色い線に導いたのか。。。。

それはね。

私が適当にタッチした行き先が「わさび農場」ではなく、隣の「乗馬倶楽部」だったからです。

🎵おうちがどんどん遠くなる~ もとい ♪ わさびがどんどん遠くなる~

すると、なんということでしょう。 (大改造!!劇的ビフォーアフターのナレーション風に)

乗馬倶楽部の敷地が抜け道になっていて、わさび農場の駐車場に入れるではないですか。

 

ここが秘密 ( ? ) の入り道。

  ↓ ↓ ↓    奥に見える車が停まっているのがわさび農場の駐車場です。

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それってズルじゃん。

いんや。

「抜け道」と案内板がちゃんと書いてあって、「こっから入ったらダメ」とは書いてない。

要するにだ。地元の人で知ってる人は、間違いなくここから入るわけ。

別にズルではないみたいなんです。

だって駐車場の誘導係の人も、見てて何も言わないんだもの。

長~い順番待ちの方々には申し訳けなかったけど、するんと駐車場に入れてしまったのです。

わさび農場に着きました。

 

わさび田

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黒い覆いの下にわさびが群生してます。あっ花が咲いてる。

 

観光案内があったので、安曇野の観光名所とお蕎麦屋さんの話を聞きました。

蕎麦屋さんは、売切れ御免で、13時を過ぎるとどんどん暖簾を降ろしてしまうんですって。

そうなると夜営業まで店は開かない。「お蕎麦を食べるなら、お早目に」とのことでした。

そうなのか、そんじゃぁ、こんなところ ( 失礼 ) でモタモタしてられない。

わさび田は後にして蕎麦屋に向かいますか。

 

折角来たんだもの、お土産屋さんをちょっと覗く

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ここは、敷地がものすごく広いんです。

わさび田を見て歩くのは、足の悪い母や、義父にはちょっと辛いかな。

じゃ、お土産屋さんをちょっと覗いて、記念館を少し見て出ましょうか。

 

わさびを買おうと思いましたが。。。

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ええっ何これ。

2,000円とか 2,500円とかって、東京で買うよりも高いじゃない。

それにツルツルに洗われてまる裸。

やめます

 

記念館に、変な石発見。はちまき石?

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アプライト ( 半花崗岩 )。岩石にマグマが貫入して冷えたものが白い帯状になったもので鉢巻石とも呼ばれている。( 約7千万年前のもの )

鉢巻石は、昔から 力を入れる時やがんばる時に頭に結びます。そのことから「鉢巻石」は、勉強に力を入れる、勉学を励ます意味をもち「学業のお守り」となっています。 ( 知ろう隊

≪おススメ≫

君の机の上に鉢巻石を置こう

そう書いてある隣に箱に「ご自由にお持ち下さい」と鉢巻石が入ってます。

あらかた色形の良いのはなくなっていましたが「残り物には福がある~」と言いながら、

母と私でひとつずつ石を選びました。

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わさび好きの私が、ここでわさびを買わなかったのにはワケがあります。

来る途中「わさび問屋」を見つけたから。

わさびを買うならそちらの方が安いと思うのよ。

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ここ、ここ。立川わさび問屋

立川わさび問屋
〒:安曇野市穂高2598-2
TEL:0263-82-2412
定休日:無休
営業時間:7~19時

大正解

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こーんなにシッカリしたのが、大王わさび農場の10分の1の値段で買えました。

250円、300円、350円という値段の差は、品質ではなく大きさの違いだそうです。

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3個お買い上げ、〆て850円。

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おほほほほ。今日の私は何だか凄い。冴えてます。

 

わさび問屋さんを見つけたのも、ナビ案内の道を曲がり損ねた結果だし、

駐車場にすんなり入れたのも、ナビ適当に操作したからだし。。。

こんなに幸せでいいのだろうか。

ルンルン ( 古っ ) 気分で、誰も通らない素敵な道を通ってお蕎麦屋さんに向かいます。

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最初、チェックした店は「上條」というんだけれど、1時間待ちだそうです。

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それに何となく、若い女性客が多く、ペンションみたい。

美味しいかも知れないが、ちょっとイメージが、、、ということで、

少し戻った所にあった「寿々喜」というお店に向かいます。

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碌山美術館の前にあるそのお店は、美術館と共有の大きな駐車場にもすんなり停められて、
地元の人が着そうな普通の蕎麦屋さん。
こういうところの方がいいかも。

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2~3組、待った後入店。

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おお、いい感じの普通の蕎麦屋さん。

待っている間にMOURI がネット検索したら、

ここは「大盛で有名」なんですって、笑っちゃうほど。

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何にしましょ。

MOURI は普通盛のもりそば。母と義父は冷やし天ぷらそば。私は冷やしわさびそばにします。

 

もりそば                    冷やしわさびそば

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冷やし天ぷらそばと。。。。           ちなみに大盛のもりそばはこんな感じ ww

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大盛のもりそばが配膳されたテーブルには、みーんな注目して、笑ってる。

量が多いのはもりそばだけじゃありません。

天ぷらそばも、わさびそばも、掘っても掘っても底から湧いてくるみたいな量です。

母は見た途端、食べきれないと察したようで、小どんぶりを貰ってMOURI に渡してました(笑)

このお店、量だけが ≪売り≫ ではなく、とても美味しいです。

信州はレベルが高いんでしょうね。

どこそこの店が ≪いい≫ ということでなく、どこの店も ≪美味しい≫ のではないかと。。。

 

 

念願のお蕎麦も食べたし、そんなに歩き回るのは無理だから、

今回は車内から見られる景色を楽しむことにします。

 

あら、素敵な湖。

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景色の良いところで車を停めて、新鮮な空気を吸う。

風が心地よくて、ただこれだけで幸せな気分になるから不思議。

ゴールデンウィークに混んでいるところでワサワサするよりも、性にあっているのかも知れない。

※ 安曇野は比較的平坦な場所で、赤いレンタサイクルをあちこちで見ました。

  健康な人なら自転車で ≪道祖神めぐり≫ というのも楽しいかも知れません。

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古くて狭い山道をクネクネ上ってきましたら、絶景が広がりました。

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吸い込まれるような景色。

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千曲川展望公園からの眺めです。

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こんな高い所に住むのは気持ちがいいでしょうなぁ。

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お買物は大変そうだけれど。。。

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車がないと生活は出来ないね。

 

この展望台の下あたりに、姨捨の駅があるはず。

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姨捨駅

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先日 上田に来た時、松本経由で帰路をとったんですが、

その時にこの駅からの眺めに感動しました。

それでもう一度来たかったんです。

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無人駅ではないのですが、改札はなく、

駅員さんが「ホームもご自由にご覧ください」と言ってくれました。

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「くつろぎの駅」と書いてある。すてき

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向う側のホームの先はパノラマ

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長椅子が向うむきになっている。

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姨捨山 ( おばすてやま ) 。。。悲しいお話がつきまとう地名です。

でも、この姨捨駅から見る眺めは「日本三大車窓」の一つに数えられるのだそうです。

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たんぽぽ。

あはっ、石垣に斜めに咲いていました。

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お蕎麦も食べたし、いい景色も見たし、そろそろ帰りましょうか。

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草津&上田の珍道中はこれでお終いです。

母たちを上田で降ろして東京に帰りました。

もう一泊どこかにしようかとも思いましたが、明日になると、ラッシュのピークが予想されるため、帰宅することに。  

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。