ゴールデンウィーク前の休日、どこに行こう。
とりあえず駅に向かって、東に行くか西に行くか〔来たとこ勝負〕。
へっへー。出たとこ勝負ならぬ、電車が早く来た方に乗ろうという算段。
西行きが早く来たら鎌倉へ。東行きが早く来たら文京区~台東区をうろつこうかなと。。。
して、谷根千方向になりました。
まずは、久し振りの湯島~阿吽で、担々麺を食べます。
おー混んでます。
店中に6人、外に3人待ち。テーブルに着いて担々麺が配膳されるまで30分かかりました。
今日は黒胡麻担々麺。辛さ3 、山椒3でお願いしました。3というのは普通の辛さです。
あれ? これ前に食べたのと違った。
ほんのちょっと酸っぱいやつでした。
そうなのね、私が好きなタイプは、普通の担々麺の方でした。
今度は間違えないようにしないと ww
さて。お口が火を噴くようになったので、ひーひー言いながら歩きます。
まずは根津に向かってGO
湯島から根津は一駅ありますから、初めてのコースを進みます。
この写真じゃ、どこだかサッパリだわ。
一応、対面は不忍池なんです。
裏通りに入ったら、お稲荷さんと井戸がありました。
境稲荷神社は、この場所が忍ヶ岡 ( 上野台地 ) と向ヶ岡 ( 本郷台地 ) の 境にあることに由来して、
かつての茅町 ( 現・池之端 ) の鎮守として創建されたらしいです。
名水 弁慶鏡ケ井戸と書いてある。
この井戸は、義経とその従者が奥州へ向かう途中で弁慶が見つけ、一行ののどをうるおしたと伝え、
『江戸志』など江戸時代の史料にも名水として記録があるんですって。
昔一旦埋め戻されていたものを、昭和15年に再び掘られて、
空襲の頃は被災者の飢渇から救ったのだそうです。
井戸の横に、東京大医学部付属病院の門がありました。
おやっ、何かゴソゴソ
にゃんこがカリカリを食べてます。
かわいい~、、、というか面白いお顔。
アメリカの昔の漫画か何かでこんなゴーグルかけたキャラクターいなかった?
泥棒だったかな。
この子は凄く慣れてて、オジサマに「かわいいかわいい」されてました。
いいなぁ撫でてみたい。と思って見ていたら、もうお一方女性が見ていて
「可愛いですよねぇ。ここね、あと3匹いるんですよ。黒い子と茶トラと白と、、、」
その方もオジサマがにゃんこを撫でるのを、ニコニコしながら見ていました。
人が動物を可愛がっているのを見ているだけで、こっちも癒される、ということなんだな。
構内の、この坂を登ると安田講堂の方に出るそうです。
今回は、東大の門の外を歩いてみます。
さっきの地図にもあるように、東京大学の敷地は本郷台地にあります。
今日はその際 ( きわ ) の部分に沿って、根津まで歩きます。
上野台地と本郷台地に挟まれた底地の部分、左の東大の敷地は塀になったり建物になったりする。
ちょっと広くなってるここ、タクシーの運転手さんのお休み処みたい。
交通量も少ないし、公衆トイレがあるし、駐停車出来る広場になっているから。
正面の番地は、明治34年に徳田秋声と三島霜川が同居していた「本郷区向ヶ丘弥生町3番地ト11」あたりです。
昔の地図でもわかるようにこの辺は崖が多い面白い地形です。
この先、気になる。
ちょっと入ってみたいですが、東京大学の敷地で「本学関係者以外の無断入場禁止」と書いてある。
ぐるり迂回して忠網寺をちょっと覗かせていただくと、お堂の向うに建物が見えました。
地図で調べたら「東京大学弥生宿舎」でした。
あっ、藤棚。
七倉稲荷神社
先日、ウィーン在住の斉魚 ( えつ ) 姉さんに聞いたんですが、
ウィーンでは藤の花をさす言葉がないんだそうです。
折角の藤棚も、こんな感じ。
綺麗に整備されてるけど、
「ベンチに座ってもアタマの上に藤が咲いてると気付く人は、ま、皆無」だそうな。
勿体ないわねぇ。
そろそろ根津に近づいてきた。
あの建物面白い。正面から見ると2階建て、脇から見ると3階建てに見えます。
もう住んでいないのかな。
横町を通って不忍通りに出てみます。
この散歩、次回に続きます⇒