本には、色々な読み方や楽しみ方があります。
資料として読む本は、スラっと読んでかいつまむことを考えたりします。
小説はというと、読む速度がゆっくりになる気がします。
小説には、登場人物がいる世界があるでしょう?
ちょっと前までの私は、那智の浜で補陀落舟を見送っていましたが、
数日前から江戸の町にいます。
鉄瓶長屋でお徳さんの作る、こんにゃくの煮染めに舌鼓を打っているのです。
カメキチさんのツレさん (bunaさん) が、こんな話をされるという。
私は行ったことないが「いまイギリスにいる」とツレは言う。推理小説が好きで よくヨーロッパに行っている。物語とは切り離せないが、事件の推理とは別の背景 描写。背景となるその土地だけの風俗・習慣など、暮らしがさりげなく感じられ、 とてもおもしろいと言う。
ほんまにそやな
「感動した」「良かった」と思う小説には、世界感があります。
自分がそこに降り立つともう、ずっとそこにいたくなります。
この感覚は、好きなドラマや映画でも生じますが、本の場合は自分でペースを変えられるから、
左手の頁が薄くなると、読む速度をゆっくり遅らせたりしてしまう。
今、私がゆっくり漂っているのは、ぼんくらの、鉄瓶長屋の世界。
大好きな烏もいるしね。
本日9/2 の朝ごはん
ひさしぶりの和朝食
何もないからキンピラ作りました
本日の夜ごはん
買い物もしてないから、とぼしい
上の品に、ワンタンスープを追加・・・
これはMOURI が焼いてくれた若鶏のソテー
薄く塩コショウをしただけなので、
醤油や柚子胡椒はお好みで。
〆に、ビーフストロガノフを少しだけ❤