コタヌです。
大物感ありませんか?
喧嘩が強いわけでもないのに、強いのです。恐るべしにゃんこです。
コタヌの戦法は《呆れさせて勝つ》です。
コタヌ伝説 いっぱいある
じゃいあんVSコタヌ
コタヌが小さい時、この辺りで一番強いのはじゃいあんでした。
※ じゃいあんは、前にもお話した通り、昔は狂暴で手のつけられなかった子。
当時のじゃいあんは、この辺りの皆に恐れられていて、彼が来るとみんな逃げてました。
ある日、子猫のコタヌはベンチの上であおむけになって寝てました。
コタヌは小さい頃から、一度寝ると何があっても起きない子でした。
そこにじゃいあんが登場。
じゃいあんは、コタヌの体に鼻を押し付けてフンフンします。
普通の猫だったら、そんなことされる前にじゃいあんの気配だけで逃げますし、
もし爆睡してても、フンフンされれば飛び起きます。
ところがコタヌは違う。
平然と、いびきをかいて爆睡。
じゃいあんにとって、フンフン攻撃で逃げない猫は初めてでした。
結果、呆れたじゃいあんは「しょうがないなぁ」と去っていきました。
起きていても凄いコタヌ
コタヌが周囲の猫から呆れられるのは、話が通じないからみたいです。
にゃんこたちを見ていると、会話をしているなとわかります。
でもコタヌは、誰に何を言われようが「ふぇ?」という態度です。
結局、物申した猫の方が、
「ダメだこりゃ、こいつに何言っても通じないもん」と諦めて去っていきます。
やることも強引なコタヌ
コタヌは遠慮というものはありません。
ご飯が食べたいと思ったら、他の子が食べている皿にもぐいぐい頭を押し込んで勝ちます。
膝に乗りたいと思えば、他の子が乗っていてもぐいぐい体を入れ込んで勝ちます。
《順番待ち》なんてメンドクサイことは一切しない。
にゃんこにはテリトリーがあります。
私が行く場所は最初がアダルトチームの居るところ。
カイさん、マダグロさん、ハタボウ、姉姫さん、とんとんなどがいます。
コタヌはそこにも越境してきます。
膝に乗る順番は《出て来たもん順》という暗黙のルールがあります。
大抵カイさんが一番で、マダグロさんが二番です。
ところが、そんなルールもコタヌには通じない。
ふらーっとテリトリー以外のところにもやってきて、「膝 膝 膝 」と、御姉さんたちを押しのける。
これが、その時の顔。
堂々としていているでしょう?
ズルしたという気はさらさらないので、
晴れ晴れとした顔をしてるのが可笑しい。
順番待ちをていた子たちは呆れてどっか行っちゃった。
下に残った黒いのはハタボウ。
「コタヌだもん、しょうがないよ」と背中でつぶやいてます。
コタヌには変わった癖があります。
これはその癖を発動したところ。
慌てて逃げだしたのは ぱんにゃ ←下のブレてる奴
ご飯を食べてる子を見ると、その子の頭の上に「ポン」と手を置きたくなる。
引掻いたり、パンチしたりじゃなく、静かにポン。
食事中の猫は、夢中ですから無防備です。
いきなり頭をポンとやられると、そりゃぶったまげるワケ。
コタヌ見てると、なんかスイッチが入るみたいなの。
「ご飯喰ってる奴いる」「あたま下げてる」「ポンしよっ」そんな感じ。
とにかく異端児。
やることが面白いから目が離せない。それがコタヌです。