沈下橋って、ご存知ですか?
去年、ドラマの『遅咲きのヒマワリ』を見るまで、私は知りませんでした。
撮影年月日:2009/5/3
原典:投稿者自身による作品
作者:四万十人
『遅咲きのヒマワリ』は男女7人の青春群像劇。
このドラマには、高知県四万十川の自然が大きな役割を果たしています。
劇中、主人公の生田斗真と真木よう子が、沈下橋から四万十川に飛び込むシーンが印象的でした。
ふたりが悶々とした気分を吹っ切るため、子供が遊びで飛び込むみたいにエイヤッと川に飛び込む。
その場面が《絵》になっていたのは、欄干がなかったからです。
沈下橋は、台風などで増水した際に橋が水没することを想定して作られています。
欄干がないのが特徴で、あっても簡便なもの。
これは川上から流れてきた石とか流木などが引っかかり橋が壊れたり、川の水がせき止められて洪水になるのを防ぐためなんだそうです。壊れても再建が簡単で費用が安いという利点もあって、山間部や過疎地などの比較的交通量の少ない地域で作られました。
しかし慣れているはずの地元住民でも転落事故が絶えないことから、徐々に姿を消しつつあるのだそうな。
沈下橋 見てみたい!
沈下橋は、日本各地に410ヶ所あり、多くは四国・九州に点在しています。
四万十川は以前から興味ある場所です。
四国は、美味しい日本酒の宝庫、是非行きたいと家族で話をしています。
しかしそうすぐは行かれない。
もう少し近場はないものかと探したら、北関東にもいくつかあるそうです。
その一つが、埼玉県の越辺川にかかる八幡橋。
そんなに遠くないので、是非見に行きたいです。
【遅咲きのヒマワリ--キャスト--】
小平 丈太郎 ( 28 ) 生田斗真
誰とでも仲良くなれる明るい性格だが、物事を真剣に考えられない面があり、長年付き合ってきた彼女にも優柔不断だと愛想をつかされる。仕事面でも派遣社員から社員登用の目前で駄目になってしまう。
そんな中、地域おこし協力募集を知り、中山間地域に住む高齢者のサポートの仕事を任され、四万十で田舎暮らしを始める。
二階堂かほり ( 28 ) 真木よう子
四万十南高校を卒業後、東京の大学に進学後、東京の研究所で癌の免疫治療の研究に邁進してきたが、上司から地元四万十の市民病院へ赴任を命じられてしまう。挫折感を抱えながら故郷に帰る道すがら、丈太郎と出会う。
藤井順一 ( 30 ) 桐谷健太
四万十市地域おこし協力隊の熱血隊長。地元の高校を卒業後、家の金物店を手伝いながら、地域おこしに関わっている。観光客にカヌーも教えている。
修学旅行以外に四国を一度も出たことがなく、次に四国を出る時は新婚旅行と決めている。
森下彩花 ( 30 ) 香椎由宇
高知市出身でありながら、四万十に移り市民病院で働く有能な看護士。不慣れなかほりを補佐して、縫合や外科的治療も率先して行い、時に地域のことも色々進言する。
松本弘樹 ( 28 ) 柄本佑
理学療法士アシスタントとして市民病院のリハビリ科に勤めている。かほりとは、高校時代の同級生で恋人でもあったが、卒業と同時に自然消滅する仲。
現在、彩花のアパートで同棲している。高校時代、4番ピッチャーとして甲子園の県大会決勝まで進み、地元では「4番ピッチャー 松本弘樹」の名前で覚えられている。
今井 春菜 ( 25 ) 木村文乃
高知聖蘭女子短期大学卒業、父親が経営する不動産屋に勤務。市会議員でもある父親から買い与えられた赤いフェアレディZに乗っている。
丈太郎が住む古民家の管理をしており、不必要な世話を焼く。
親が決めた婚約者と結婚したくないという強い思いを持つ。
島田 さより ( 30 ) 国仲涼子
かほりの姉。順一とは高校時代の同級生で、当時はファンクラブがあり58名の会員がいたほどのマドンナ的存在だった。高校卒業後は地元の役場に勤め、見合いで銀行員の久志と結婚。自分の決めた道を進み職がある妹を羨ましく思っている。