garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

ツキグロさんの入院

 

にゃんこの集会所でまったりしていたら、女性から声をかけられた。

彼女は、早朝この場所でご飯をあげているのだと言う。

とても優しく世話をしている方だと、噂には聞いていたが、お会いするのは初めてだった。

 

今日、仕事を早退してやってきたそうだ。

何でもツキグロさんの具合が一昨日から悪く、ご飯を食べても吐いてしまった。

昨日はもう食べ物も受け付けなくゲッソリしてしまったとのこと。

「心配で 心配で 来てみました」と彼女は、昼の方と相談して動物病院に連れていこうか、

という話がまとまり、私にもそれを伝えようと来られたのだった。

 

昼の人はまだ日が浅いので、ツキグロさんを触ることはできない。

ツキグロさんが一番懐いているのは、どうやら私らしい。

 

 

誰が捕獲するか

色々考えた末、捕獲するのはやはり私が適任かもしれない。

しかしそこにはひとつ問題がある。

野生の子は、一度捕獲した人には二度と近づかない

治療の末戻ってきたツキグロさんは、もう二度と捕獲した人間に近づかないだろう。

多くの地域猫をみている彼女も、それは知っている。

集会所に来る回数を考えても、皆勤賞の彼女は猫たちにとって大事な存在だ。

私が捕獲します

話はまとまり、ツキグロさんを探すが出てこない。

皆の中に、一抹の不安がよぎる・・・。

 

 

ハタボウに聞いてみた。

「ハタボウ、ツキグロさんはどう? 具合悪いらしいから皆心配してるんだよ。

 ハタボウ、ツキグロさんを探してくれる?」

そう言ったとたんに、ハタボウは私を扇動して歩き出した。

すると、ハタボウが歩いていった先の藪の中がゴソゴソ、ツキグロさんが姿を現した。

「ハタボウが、ツキグロさんに声をかけたんですね」

早朝の彼女が言った。

 

ツキグロさんは、昨日ほどやつれてはいなくて、ご飯も少し食べた。

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しかしいつもの食欲とは程遠いものだった。

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私に慣れているとはいえ、ホールドされたらきっと暴れるだろうと思った。

ところが、ツキグロさんは大人しく私に抱かれ、簡単に捕獲出来た。

流石に、捕獲機に入れる瞬間はちょっと暴れたが、

ハタボウが走り寄り、ツキグロさんに何かを言った途端、ツキグロさんは大人しくなった。

 

猫はわかっているんだ

ハタボウが、ツキグロさんの所に私たちを案内してくれたのも、

捕獲機の中のツキグロさんを落ち着かせたことも、驚きだった。

猫は、私が思うよりずっと人間の話を理解し、信頼していたのだ。

 

昼の人と早朝の人が、病院に連れていってくれた

診察の結果、ツキグロさんの足の腫瘍は「抗酸性肉芽種」という生まれ持ったアレルギーとのこと。

抗生物質を投与して傷口がふさがるまで、清潔な状態におくことが必要なので、

一週間入院が決まった。

 

地域猫をどうするかは人それぞれの考え方がある

地域猫をどうするかには、考え方が色々ある。

地域猫を捕獲して、治療を終えたらリリースせずに里親をみつける、

というのが最善だという考えている人が一番多い。

野良にしておくよりもそれがいいに決まっているが、それはケースバイケース。

ツキグロさんの場合は

「ストレスもあるだろうから家猫にはなれないだろう、余生は元の場所がいいのではないか」という話でまとまった。

 

順調にいけば、一週間ほどで戻ってくることになることは、私からハタボウに伝えた。

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「ハタボウ、偉かったね。ツキグロさんは痛い痛いが治ったらもどってくるからね」

考え中

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「他の子が、ツキさんがいないと心配したら、ハタボウから伝えてね」

ええ~っ? それもおいらがするんすか?

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「たのむぞ」

 

沙羅さんも近くで神妙に話を聞いていた。

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私、あの子とは幼馴染なんだけど、喧嘩もしたけど、大丈夫なのよね

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「大丈夫だよ。みんながついてるから」

そっ、安心したわ。

 

猫には、仲の良いのや相性の悪いもいる。

しかし、何かがあると助け合うのがここのやり方らしい。

一匹の猫の姿が見えないと、他の子は動揺する。

 

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ツキグロおばちゃん、苦手だけど、だいじょぶかな

「とんとん、心配いらないからね」

 

 

何人 ( 匹 ) かに言っておけば、猫同士ちゃんと伝達されるからOK

あとはツキグロさんが帰ってくるのを待つことにする。

私には多分もう、近づいてはくれないだろうけど。。

 

やっと安心したのかムシャムシャご飯を食べる男の子たち

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本日の朝ごはん

超極細麺のラーメン

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ねぎ増し増しでいただきます。

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本日の夜ごはん

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食べる量を少なくして一週間。

胃が縮んだようで、少しの量でよくなりました。

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