Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

理想の立地

11月23日記載

 

物件を見るのが好きだ。

ゆえに皆様のブログにアップされている広告にも不動産が多い。

買う気が 買えないので、あれこれ見ては場所をつきとめる趣味で満喫。

お気に入りは鎌倉・逗子・葉山あたり。

 

行ったことのある所なら、地名、間取りからわかる家の形、隣近所の屋根の色、山や海からの位置、

道路がどちら側かなどで、大抵は場所がつきとめられる。

 

今回 気になったのはこの建物。

昭和30年代に建てたものなので、不動産的には「古家あり」で土地の販売のようだ。

でも、どこかレトロで手直ししてこのまま住みたい気もする。

 

家は、通りから引っ込んでいる。

この赤い木の門も素敵。

門を入ると鬱蒼とした木々で建物が隠れている。

奥には物置みたいなのがみえる。

建物に沿ってカーブした石畳を歩いていくと、

最初の写真の庭が見えてくる。

茶色いドアが玄関。

この写真は建物から、門がある方向を振り返ったもの。

裏側は竹林だ。

竹藪、蚊が多そうな、、、なんて思わないで、

かぐや姫がいそうな、と思うことにする。

 

二つの家の中央奥が赤い門。

左を見るとこんな街並み。

パーンすると、こんな街並み。

 

Googlemapで俯瞰で探す。

ピンポン、あった!

妙本寺の参道、直近の所じゃないか。

比企谷幼稚園の隣。

わーーーーーーっ 一番住みたい場所だ

 

 

妙本寺のこと

ここでちょっと妙本寺のことをお話したい。

妙本寺といえば、鎌倉で私が一番好きなお寺さん。

景色が良いので、色々なドラマのロケ地にもなっている。

 

ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」第二話では、

小菅奈緒の憧れの男子高校生がバスを待っている場所として使われていた。

garadanikki.hatenablog.com

 

妙本寺の石の階段は、志田 ( 高橋克実 ) が本を盗まれた場所。

garadanikki.hatenablog.com

 

 

NHK大河『鎌倉殿の13人』でも重要な場所である。

妙本寺があった場所は、もともと比企能員の屋敷だった。

頼家の乳母夫・比企能員 ( 佐藤二朗 ) は、パワーゲームに負けて北条に滅ぼされてしまう。

www.nhk.or.jp

鎌倉のこの時代の御家人は、勢力争いでバッタバッタと倒されていく。

鎌倉殿の13人の主役、北条義時 ( 小栗旬 ) は、鎌倉を守る為といって台頭してきた御家人をどんどん殺していく。ホントは《鎌倉を守る》ではなく、北条の為なのだけれど。

その犠牲になったひとりが比企能員なのだが、能員ばかりでなく一族全員ここで殺されている。

 

 

そんな悲惨な場所であるにも関わらず、妙本寺の境内はとても良い気が流れている。

さぞかし厚くご供養したのだろう。

そんな気持ちの良い場所なので私は妙本寺が好きなのだが、

今回の物件はそこから目と鼻の先にある。

ああ、宝くじが当たったら絶対にここに住みたいなぁ。

MOURI は嫌なんだというけれど。

 

garadanikki.hatenablog.com

 

 

本日の昼ごはん

鶏そば